かねて知を恐れたまえ

映画や本、ゲームについて。絵も描いています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

寺山修司の誕生日に思い出す私的なこと

本日12月10日は、故寺山修司氏の誕生日である。 私は彼の熱狂的なファンでもないし、熱心な愛読者とも言えない。 が、私が人生で初めて彼の文章に、彼の存在に触れた時の事は今もって忘れる事が出来ぬ瞬間であった。 あれはまだ私が小学生の頃だった。 イギ…

日常の些細なシャイニング(うちのトニーはこんなもん)

《ボーっと編》 ①仕事場で使っているボールペンが 彼らに見えて仕方がない。 ②Bloodborne捨て子の巨人を見るたび、何かが頭をよぎっていたのだが ポケモンGOでこいつをゲットした時ハッとする。 《パニック編》 ①久しぶりに本屋に立ち寄ったら、新刊コーナー…

(勝手に)祝!『キッド・ピストルズの冒涜』改訂文庫化

キッド・ピストルズの冒瀆 パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)作者: 山口雅也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2018/09/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る初めて《キッド・ピストルズの冒涜~パンク=マザーグースの事件簿》を読んだ…

Bloodborneのボス描いてみた・その1

ゴースの遺子 (お詫びと反省) 台詞を横書きにしたので、本来Aのように描かねばならないところ、いつものクセでBの順番で描いてしまいました。 読み辛くてすいません。 今後は気を付けないと。 反省点は、狩人の服をベタにしたらカイロ・レンみたいになって…

《Tokyo Sweet Gwendoline~3バチ展Vol.2》に行ってきた。

フェティッシュとボンデージ・アートの先駆者ジョン・ウィリーの名作《Sweet Gwendoline》シリーズを、日本で最も魅力的な女性を描く三人(!)がアレンジした作品展。 連休初日の土曜日、時刻は昼過ぎ、決して広くないヴァニラ画廊…激混みを覚悟しながら到…

ドラクエくじで〈はぐれメタルのごはん型〉が当たったのだが…

なんかもう… 映画『バスケットケース』のお兄ちゃんに見えて仕方がない。 腕を付けて、バスケットケースに入れてみる。 ベリアル完成である! …か、かわいいではないか。

ドラゴンクエスト11―愛の劇場―

シルビアが好きすぎるので、勝手に再編集してみた。 【主人公さるきち~大人への第一歩~】 あの人は…! …カ、カッコいい!! あの…よかったら一緒に… えーーーっ!!!来てくれるの!?本当に!? 姉さん、俺もです!!どこまでもついていきますから!! み…

ドラクエ楽しい、止まらない。

ドラクエといえば、9・10をプレイしていないクチである。 理由は…プレイしていない多くの人とたぶん一緒である。 で、二作も飛ばしてしまうと熱が薄れてしまうのも仕方がない。 ところが最近《ドラゴンクエストビルダーズ》のプレイ動画を見て「面白そう…

《レザーフェイス~悪魔のいけにえ》ネタバレ感想――誰の為に作られた映画だろう?

【マスクを被った正体不明の巨体が追いかけてくる】。 三大ホラー映画の共通点である。 通説では《13日の金曜日》《ハロウィン》《エルム街の悪夢》を指して三大ホラーとする事が多いようだが、今回はこのマスクを重要視して、フレディ・クルーガーの代わ…

日本絵本界の最強アイドル「だるまちゃん」

だるまちゃんとかみなりちゃん (こどものとも絵本)作者: 加古里子出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1968/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 58回この商品を含むブログ (50件) を見る次のテーマはだるまちゃんでいこう…と思っていた矢先、作者・か…

「杉本一文『装』画集」がもたらした原体験の記憶と友情のお話。

杉本一文『装』画集〜横溝正史ほか、装画作品のすべて (TH ART SERIES)作者: 杉本一文出版社/メーカー: 書苑新社発売日: 2017/11/22メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る友人と再会した。 小学校の同級生という私としては異例の長きに渡る友だ…

悪魔の尿溜へゆくんだ!小栗虫太郎『人外魔境』を読む!

人外魔境 (河出文庫)作者: 小栗虫太郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2018/01/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る日本人たるもの誰しもが、若い頃一度は《日本三大奇書》を読破せねばと思うだろう(…あれ?思わない?)。 そんな私も…

夜が明けた!まずはBloodborneについて。

Chapter 1 いろいろな意味でブログを始めるきっかけとなったゲーム、Bloodborneから話を始めようと思う。前置きがあるので、早くBBの話を…と思う方はチャプター2,3まで読み飛ばしても構わない。 さてここ数年間、我が人生最大最悪の局面に翻弄されていた…