かねて知を恐れたまえ

映画や本、ゲームについて。絵も描いています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

《シリアルキラー展2019》に行ってきた。

二年前 日本にこんな物が!しかも全て個人のコレクションなのか!?と、多くのその手の人々の度肝を抜いた展覧会が、今年もまた開催された。 今まで平日に行って比較的空いた中で鑑賞出来ていたのだが、今年はどうしても土曜日にしか予定が取れなかった。土…

コジロー、ロシアへ行く。

モスクワへ行ってきた。 ブログに書こうと思いつつ三ヶ月も経ってしまった。 そう、2月の真冬に決行したのである。 毎回魅惑的な内容でプレゼンしてくる、ロシア情報サイト・おそロシ庵さんの企画についに参加を決めて。 充実しまくったスケジュールで見た…

遠藤ミチロウ、すべてあなたの所為だ。

遠藤ミチロウ、 あなたのせいで私はパンクになったんだ。 あなたのせいで旧共産圏に興味を持ち、ついにはモスクワまで行ってしまったんだ。 あなたのせいで、今でも編み上げブーツを履いてるんだ。 あなたとジョニー・ロットンが私の世界をブッ壊してしまっ…

一年に一度は読み返す、静かな傑作《蜂工場》

蜂工場 (集英社文庫)作者: イアン・バンクス,野村芳夫出版社/メーカー: 集英社発売日: 1988/03/18メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 367回この商品を含むブログ (11件) を見る 一生に数度あるか無いかの体験をした本である。 10代の終わり頃、スティーヴン…